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人材育成3つの柱

人材育成3つの柱

昭苑こども園(2018年4月開設予定)で保育教諭・保育士としてともに働きましょう。

昭苑こども園は、1975年(昭和50年)に開設した昭苑幼稚園と2011年(平成23年)に開設した昭苑保育園が、2015年度から施行されたこども子育て支援新制度による幼保連携型認定こども園に移行して、教育と保育を一体的に提供するこども園としてリニューアルするものです。

こども園と保育園は3年ほど前から国や市町村による処遇改善が急速に進められていて、2017年度からは月額20,000円の酒々井手当の他、概ね7年の経験年数を有するリーダー職員の内一定の分野別研修を修了した職員には月額40,000円のキャリアパス手当が、概ね3年の経験年数を有し、一定の分野別研修を修了した職員には月額5,000円のキャリアパス手当が支給されるようになりました。

本法人では、職員が自身の将来像をしっかりと描き、自信を持ちながら安心して働き続けることができるよう、次の3つの柱を中心とした人材育成を行っています。

  1. 自己の未来像を描くキャリアプランの策定

    保育者が自身の成長について深く考え、どのようなスキルや専門性を身に付けていくと良いのかを把握することは、目的意識やモチベーションを維持・向上して自分の未来像を描くことに繋がります。
    本法人では、保育者自身が保育における課題と目標設定に気づき、自ら進んで取り組めるよう、経験年数ごとに身につけてほしい育成指標(技能、経験)を明確にしたキャリアプランを作成しています。
    実際に働いてみると「毎日の保育の中で使用する、年齢に則した絵本や童謡曲、手遊びなどの選択に迷いや不安がある。」と感じることが多くあるはずです。そうした不安をどうしたら払拭し、保育者が迷わずに自信を持って保育の計画や準備ができるかを考え、ステップI〜IVの段階に分けた保育実践ファイルを作成し、職員が余裕のある時間にすぐに取り組めるよう一人ひとりに配布しています。
    この保育実践ファイルは、すべての子どもの年齢別に、月別の保育をいかに展開していくかが(聖書のお話、讃美歌、童謡、童話(絵本)、手遊び、季節行事など)一目でわかるように作成されており、保育のねがいや大切にしたい学び(考え)への理解を深めた後はそのまま保育の現場で使用できる内容となっています。

  2. 公平な処遇改善の実施

    こども園と保育園では保育教諭・保育士への処遇改善が大きく取り上げられていますが、その取り組みや考え方は法人によって大きな違いがあります。
    本法人では一人ひとりの保育士としての経験年数や法人への貢献年数、専門分野別の研修実績やキャリアパス、さらに人事考課結果を加味して処遇改善の手当を3月に一時金として支給しています。

    支給実績
    処遇改善一時金
    (2016年3月実績)
    昭苑保育園 30,000円〜250,000円(年間) ※2018年4月認定こども園移行後にはこども園の教職員が対象になります。
    ※処遇改善一時金は、各施設の職員平均勤続年数や地域区分により金額が異なります。
    キャリアパス手当 5,000円〜40,000円/月 ※一定の受給要件を満たした方が対象
    酒々井手当 20,000円/月(保育教諭・保育士有資格者)
  3. 一人一人が笑顔で働ける環境を共に作り上げる保育者ケアシステム

    保育の仕事は、子どもの成長に寄り添える素敵な仕事であり、大きな責任をも伴う大切な仕事でもあります。そのため、子どもとの関わりを通して、漠然とした不安や悩みを持つことも少なくなく、保育者としての仕事を続けて行くことに迷いを感じてしまうこともあります。
    本法人では、こうした保育者が抱える潜在的な不安や悩みについて、保育者一人一人の現在のコンディションを可視化・データ化するシステムを導入し、年3回、園長との面談を通して自分自身のモチベーションを維持し、不安や悩みを解消できるように努め、保育者一人一人が笑顔で働きながら、保育の質の向上と安定的な勤務を行うことが出来るようにつなげています。