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2度とクラスターを起こさないための再発防止策について
お知らせ

2度とクラスターを起こさないための再発防止策について

今回のクラスターの感染経路が不明のため、今後の園再会にあたり、再発防止策として、職員から園児への感染に限らず、次の8つの観点からの見直しが必要と考えます。

  • 職員の感染防止
  • 職員同士の感染防止
  • 職員から園児への感染防止
  • 園児から職員への感染防止
  • 園児同士の感染防止
  • 無症状病原体保有者への対策
  • 保護者の感染防止
  • 保護者と園児の家庭内感染の防止

この8つの観点からセコム安否確認サービスの運用、職員のマスク着用、子どものマスク着用、子どもが鼻をかんだ後のティッシュペーパーの処理、布団乾燥、職員の給食の食べ方、各部署の消毒、各部署の同線の分離と連携のオンライン化について以下の通りに再発防止策を実施していきます。

セコム安否確認サービスの運用について
・職員は少しでも気になる症状や違和感があったら備考欄に必ず書いて記録を残す。
・勤務中に気になる症状や違和感がある時は抗原検査キットを利用して検査する。検査の結果、陽性なら直ちに病院に行き、陰性で症状が緩和しても3日間は自宅待機する。
・職員が病院に行く際は、症状の診断によりP C R検査を即、受けられる病院を選ぶ。
・家族内に検査対象者が出た場合、検査結果を待たずに自宅待機をする。
・療養にあたっては国(厚労省)が示す療養期間、自宅待機期間のルールを守る。

職員のマスク着用
・自分の声を通したい場合でもマスクは外さない。
・大きな声を出す必要がある場合は、声だけでなく身振り手振り、手を叩いて音を出すなど、別の手段をとる。
・基本、屋外での外遊び中もマスクを着用する。
・6月以降の暑い時期の対応については再度、検討する。

子どものマスク着用
・5歳児については就学準備のためマスク着用を基本義務付け、3歳児、4歳児についてはマスク着用を強く推奨する。
・基本的には不織布マスクを推奨するが、布マスクの併用も認める。
・マスクケース、予備のマスクの準備は望ましいものの例を園からいつくか提示し、保護者に準備の協力をお願いする。
・マスクの記名についても防犯上の問題、個人情報の漏洩にならないように保護者に協力をお願いする。
・床に落とす、間違って人のマスクを着用する、裏表を間違えて着用する、紛失するなどのトラブルや衛生面の課題には保育の中で園児に対応する。
・6月以降の暑くなる時期の対応については再度、検討する。

子どもが鼻をかんだ後のティッシュペーパーの処理
・足ペダルで開閉可能な蓋付きゴミ箱を各部屋に用意し、鼻をかんだ後のティッシュを捨てるようにし、たまったゴミはビニールに密封して日々廃棄する。

布団乾燥
・今後は敷布団の持参をやめ、シーツがわりのバスタオルと掛け布団のみを保護者から持参してもらう。
・週末にシーツがわりのバスタオルと掛け布団を家庭に持ち帰り、洗濯をしてもらうことを基本とし、布団乾燥は3月からは実施しない。
(理由)布団乾燥業者から今後の新型コロナウイルス感染症対策として毎週末の布団の持ち帰りをやめ、学期末のみの持ち帰りに変更してもらえないかの依頼がありました。学期末まで掛け布団と敷布団を園で預かるにしても、シーツや布団カバーは週末、保護者にお返しして家庭で洗濯してもらうことになります。その際、シーツ等を外す職員の手間、週明けにカバーをかける手間や場所の提供が難しい状況です。幸い昭苑こども園はお昼寝コットを全園児が使用するため、上記の変更をさせて頂きます。

職員の給食の食べ方
・乳児棟では職員同士がマスクを外して一緒に給食を食べる機会をなくし、時間差をつけて個別に給食を食べる。
・幼児棟では職員が食べる場所や食べる向きに気をつけ、園児との適切な距離感を保ちつつ食べる。
・感染者が出た時の振り返りができるように、毎日「いただきます」をする時に幼児職員は専用のカメラで座席の記録を残す。乳児、3歳児は見守りカメラがついている保育室での給食なので、感染者が出た時の振り返りには記録された映像で確認する。
・2号館2階ホールにおいて換気扇の設置、見守りカメラの設置を次年度以降検討する。

各部署の消毒について
・消毒する箇所を保健所の指導に基づいたリストに改め、全職員が統一的な消毒作業ができるようにする。
・ノロックス噴霧器を各教室等に設置し、教室内の床、壁、窓、カーテン等を日々消毒する。
・廊下階段等の共有部分ついては噴霧器を利用して定期的に消毒する。
・職員がトイレを利用する際はその都度、便器やドアノブを消毒する。
・すべての部署の消毒について分担と責任を再度明確化し、統一的に記録を残すことで主観保育教諭及び園長の最終チェックや定期的な確認を強化する。
・消毒と手洗いをセットにした感染対策を実施し、石鹸と流水による手洗いをより一層徹底する。
・常勤看護師の採用を検討し、園内の衛生環境の更なる改善を模索する。

各部署の同線の分離と連携のオンライン化
・保育再開にあたり酒々井町こども課の指導により当分の間、1号館保育室、2号館レインボー保育室、3号館保育室、学童保育室、子育てルームの同線を分離し、お互いの職員の応援や往来を控える。
・同線の分離により今まで以上に連携が取りにくくなるため、それを補うため現在、1号館と2号館レインボー保育室と3号館をつないでいるズームに学童保育室と子育てルームもつなぐ。