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乳児棟で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター発生による臨時休園について(経過報告)
お知らせ

乳児棟で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター発生による臨時休園について(経過報告)

2021年2月5日(金)、乳児棟職員2名から体調不良によるPCR検査と抗原検査の結果、陽性の報告がありました。園としては、同日に二人の陽性者が出たことを直ちに酒々井町こども課に報告し、印旛健康福祉センター(印旛保健センター)の指導を仰ぎつつ、感染拡大防止を最優先に2月6日(土)から感染状況が判明するまでの間、臨時休園とすることを決定。その旨を保護者の皆様にお知らせしたところです。その後、感染状況調査の結果、職員9名、園児14名の感染が判明しました。

園として保育の提供ができなくなり皆様にご迷惑をおかけする事態となったことを深くお詫び申し上げますとともに休園に対するご理解とご協力、さらにはPCR検査へのご協力をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。又、行政機関、保健所、医療機関等との調整連絡などにより情報提供が遅れました事をお詫び申し上げます。
保護者の皆様への連絡は随時キッズリー一斉配信メールにて行って参りましたが、園内の必要な情報につきましては引き続き直接保護者の皆様へ連絡させていただきます。

尚、今回の新型コロナウィルス感染者の特定など、個人のプライバシーに関わることにつきましては特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。引き続き感染症対策をはじめ衛生管理を徹底すると共に、園児保護者の皆様にもご理解とご協力をいただきながら良質な保育の提供に努めてまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。

2021年2月5日(金):
●2月1日(月)の勤務後、体調を崩し、風邪薬を処方され休んでいた乳児棟職員Aが2月4日(木)に再度病院でPCR検査を受けた結果、陽性が報告される。 
●2月4日(木)の勤務終了後、自宅で体調の違和感を感じ、出勤前(午前中)に病院で抗原検査を受けた乳児棟職員Bから、抗原検査結果が陽性の連絡が入る。
○園は同日に二人目の陽性者が出たことを酒々井町こども課に報告。今後の保育について相談の結果、2月5日(金)午後から保護者に早めのお迎えをお願いし、2月6日(土)から感染状況が判明するまでの間、臨時休園とすることを決定。その後、印旛健康福祉センター(印旛保健センター)からの指示で、2月1日(月)から2月4日(木)の間の2名の職員と濃厚接触のあった職員、園児の確認作業に入る。

2021年2月6日(土):
○段階的に印旛保健センターに資料を提出する過程で、乳児棟職員Cと2月1日(月)から4日(木)に登園していた1歳児の全員(19名)がPCR検査の対象者となり、2月8日(月)午後に検査を受けることになる。
○微熱と軽い頭痛が見られた乳児棟職員Dが自主的にPCR検査を受ける。

2021年2月7日(日):
○乳児棟職員Eが味覚異常のため自主的にPCR検査を受ける。

2021年2月8日(月):
●1歳児19名がPCR検査を実施。陽性6名、陰性13名。(陽性6名は全て無症状病原体保有者)
○花粉症症状が悪化していた乳児棟職員FがPCR検査を自主的に受ける。
○熱と咳で休んでいた乳児棟職員GがPCR検査を自主的に受ける。
○乳児棟職員CがPCR検査を受ける。
○乳児棟職員C、D、E、F、4名の2月1日から5日までの行動履歴と園児との接触についての調査依頼があり、同日保健所に資料提出。
●2月6日(土)に自主的にPCR検査を受けていた乳児棟職員Dの検査結果:陽性判明
●2月7日(日)に自主的に検査を受けていた乳児棟職員Eの検査結果:陽性判明

 2021年2月9日(火):
○保健所から乳児棟職員と園児(乳児)の全員と幼児棟から乳児保育の補助をしていた幼児棟職員2名がPCR検査の対象者になる。検査予定日は2月10日(水)。
●乳児棟職員Fの検査結果:陽性判明
○乳児棟職員Gの検査結果:陰性判明
●乳児棟職員Cの検査結果:陽性判明(但し、無症状病原体保有者)

2021年2月10日(水):
○乳児棟職員15名、幼児棟職員2名、0歳児13名、2歳児21名、計51名のPCR検査実施。乳児棟職員H、Iの2名、園児7名(0歳児4名、2歳児3名)の陽性が判明。
○2月8日(月)に実施されたPCR検査の結果が2月10日(水)の県の報道発表によりクラスター(集団発生)とされる。

2021年2月11日(木):
○1歳児の陽性者の家族のPCR検査の結果、全員陰性を確認。
○保健所から提出を求められていた乳児棟職員と幼児棟、学童保育との接触関係の資料を提出。

2021年2月12日(金):
○保健所から連絡で、この段階で乳児棟の全園児及び職員、乳児保育を補助した2名の幼児棟職員が濃厚接触者として特定される。最初に陽性が判明した乳児棟職員の最終出勤日が2月4日のため、濃厚接触者は2月5日から14日間(2月19日)までが自宅待機期間となるとの指示が保健所からあった。結果が陽性だった方は陽性者が無症状の場合は検体採取日から10日間、患者の場合は発症日から10日間が本人の療養期間となり、療養期間が完了した日が家族と患者の最終接触日になるため、家族はその最終接触日から14日間が自宅待機期間になるとの指示。この内容を保護者の皆様へ周知。
●2月10日(水)実施のPCR検査結果51名の結果、乳児棟職員J、園児1名の感染が判明。
○酒々井町こども課の指示によりまだPCR検査を受けていない園職員23名がPCR検査を受診。

2021年2月13日(土):
○2月12日(金)実施の職員23名のPCR検査結果、全員陰性が判明。この結果を保健所に報告した結果、幼児組及び学童の在籍園児・児童はすべて今回の感染とは無関係であることになり、乳児組に兄弟関係がない幼児と学童の保護者や兄弟は仕事や学校に行くことが即日で可となる。

2021年2月15日(月):
○2月10日(水)のPCR検査で判明した陽性者とすでに2月8日(月)のPCR検査で判明していた陽性者を合計し職員9名、園児14名、計23名の患者発生について県より発表。
○0歳児と2歳児の陽性者の家族のPCR検査が実施され、保健所からの適切な調査・対応が個別にとられている。

経過については以上の通りです。尚、感染経路については保健所の見解も不明とのことです。