子ども・子育て支援新制度に対する本法人の対応について

２０１５年（平成２７年）４月から「子ども・子育て支援新制度」がスタートします。
これは日本の子ども・子育てをめぐる様々な課題を解決するために２０１２年（平成２４年）８月に成立した「子ども・子育て支援法」に基づいて、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていく制度で、国、各都道府県、市町村が２０１５年（平成２７年）４月のこの新制度スタートに向け急ピッチで検討が進んでいます。

新制度スタートにあたり、現行制度の幼保連携型認定こども園、幼稚園、保育園ともにどのようなあり方で新制度に移行するかを決めることになりますが、１０月の段階においても未決定の点が多くあります。

現行制度の幼保連携型認定こども園である昭苑幼稚園・昭苑保育園は新制度スタートと同時に新幼保連携型認定こども園に移行する前提とされていましたが、詳細不明な点が多く、新制度施行に向けての行政のスケジュールも遅れているのが現状です。又、新制度に移行することにより幼稚園はこれまでの県管轄から市町村管轄に移り、幼稚園の保育料は保護者の所得に応じて市町村が定める負担額となる仕組みになりますが、現時点で酒々井町の仕組みと金額は決まっておらず、新制度に対する保護者の理解も決して十分とは言えません。

こうした状況で新幼保連携型認定こども園に移行することは混乱を招くことになりかねません。

そこで本法人は２０１５年（平成２７年）４月の新制度スタート時には、認定こども園には移行しないことを決定しました。
これにより昭苑幼稚園はこれまで通り私学助成を受ける幼稚園、学校教育法上の学校としての位置づけのまま、幼児教育を引き続き行っていくことになります。又、昭苑保育園はこれまで通りの保育園として継続することになります。尚、昭苑幼稚園と昭苑保育園連携協力関係はこれまでと変わらず維持してまいります。

ご理解とご協力をよろしくお願い致します。

尚、子ども・子育て支援新制度について詳しくお知りになりたい方は内閣府のホームページ（http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/）をご覧ください。